■ 子どもの日だからこそ、「甘さ」に目をつぶらない
5月5日は「子どもの日」。
でも、歩実塾はこの日を「ただ優しく見守る日」とは考えていません。
むしろ、これから大人になっていく「過程の中にある今」だからこそ、目をそらしてはいけない甘さや危うさについて、きちんと伝えたいと思います。
■ 頑張ります、変わりたいんです――その言葉、何度聞いただろう
「今度こそ頑張ります」
「ほんとに変わりたいんです」
「次は間に合わせます」
そんな“前向きな言葉”を、これまで何度聞いてきたでしょう。
けれど、そのあとに続くのは、また同じような未提出。約束破り。言い訳。
もう分かっているはずです。
言葉だけでは、何も変わらない。
むしろ、「口では前向き、でも実際は破る」――このギャップこそが一番危うい。
言葉の力を、自分で安っぽくしてしまっていることに、そろそろ気づくべきです。
■ 自分の言葉に責任を持てるかどうか、それが「人としての土台」
「やります」と言ったなら、やる。
できなかったら報告する。
反省する。次に活かす。
それだけのことが、なぜできないのか。
自分の言葉すら守れない人間に、誰が信頼を寄せるでしょうか。
勉強ができる・できない以前に、「人としての信用」が危うい。
それが失われたら、どれだけ取り繕っても響かない。
■ 子どもだからこそ、失敗していい。けれど、ごまかしてはいけない
子どもは失敗していい。
けれど、ごまかしてはいけない。
自分の言葉に責任を持つ――その第一歩を、今、踏み出せるかどうか。
それが「成長」の本質であり、
歩実塾がこの日にあえて伝えたいメッセージです。
本当に変わりたいなら、口よりも先に行動を。
「また口だけだったね」と、自分自身に言わせないように。