「先生、この単語の意味、なんですか?」
まず、こんな質問が出た時点でダメ。
学ぼうという姿勢ではなく、ラクしたいだけだから。
教えたところで、何の定着もしない。
「きけば教えてくれるんだ、便利、便利」と思うだけで終わるのがオチだ。
再び分からない単語が出てきたら質問してくるのだろう。
いつまでたっても力はつかない。
だから、こんな質問に付き合う必要はない。
突き放せばよい。
やるべきは、その質問に答えることではなく、どうやってその単語の意味を知り、知ったあと、どういう勉強をしないといけないかをきちんと教えることだろう。
また、質問はこういう場合にするんだということも伝えねばならない。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」
まずはこれに徹したい。
そして、「魚をもらいにくる」生徒をなくしていく。