前回のおさらいから。
内申 | 学力検査 | 面接 | 特色検査 | 合否 | |
Aくん | 112 | 433 | 92 | 75 | ○ |
Bくん | 133 | 430 | 92 | 59 | ○ |
Cさん | 132 | 451 | 92 | 47 | ○ |
Dさん | 121 | 426 | 92 | 70 | ○ |
Eくん | 126 | 438 | 92 | 57 | ○ |
Fさん | 129 | 465 | 92 | 35 | × |
Gくん | 123 | 449 | 94 | 46 | × |
Hさん | 110 | 456 | 92 | 53 | ○ |
GくんとHさんの結果を翠嵐の選考基準(内申2・学力検査6・面接2・特色検査2)で得点化すると
Gくん 1001.0
Hさん 1000.2
Gくんの方が上なのに不合格なのはなぜなのかで話は終わった。
実は、この選考基準、募集定員の9割の合格者を決める際に適用されるものなのだ。
GくんとHさんは、この9割を選ぶ際には不合格となった受験生だった。
で、残り1割の合格者を決める「第2次選考」に回った。
ここでは、選考基準が変わることになる。
第2次選考では、「内申」は一切考慮されない。考慮されるのは学力検査、面接、特色検査の3つのみ。その比率は順に8:2:2となっている。
Gくんは内申でHさんに勝っていたものの、第2次選考では考慮されず、学力検査と特色検査で力及ばず、不合格となったわけだ。
なお上記の表で言うと、Aくん、Bくんは第1次選考で合格。その他の生徒は第2次選考に回ったことになっている。
選考基準は各高校によって異なる。
難関高校であればあるほど内申よりも学力重視の傾向にあるが、特色検査も含めて、その比率は結構バラバラなので、各自調べておこう。
以上、週5回徹底指導、公立上位高校を目指す中学生のための学習塾、歩実塾がお伝えしました。