無駄を省いて効率的に? 笑わせてはいけないよ。

早慶附属高校など難関私立高校受験に関して

出題傾向を異常に気にする向きもあるようだ。

この高校は〇〇が出るから心配、

というのならまだしも

この高校は○○が出るから受けるのをやめようか…

こうなってくると

自分に都合のいい高校しか受けないということになって

でも

そんな自分にぴったりの入試を出してくれる高校なんてあるわけもなく…

結局のところ

合わせるのは、受験生のほうなので、その手の相談はやめてほしい。

行きたい高校に○○が出題されるなら、

それに合わせてきちんと勉強しておくというのが

筋だろう。

ただし、だ。

定期試験と違って、

別に高校側は

〇〇から出すとは

一言も言ってない。

あくまでも過去問の傾向から割り出したに過ぎない。

次に危険なのが、その出題傾向からの決めつけだろう。

△△は出ない、だからやらない。

出題傾向を分析し、無駄を省いて、必要なところだけやることで、効率的に合格を目指そうといったところか。

だが…

それを過度に気にするあまり

知らず知らずのうちに学力はだんだん痩せ細っていき

本番では

あれ? おかしい、解けない

という羽目に陥ることも往々にしてある。

先日、早慶コースの授業で無駄の効用についての文章を授業で読んだ。
無駄を省いて一直線。でも失うものって何だっけ?

あの文章をこの時期に取り組んでもらったのは、

こういった危険性を伝えたかったからだ。

このさきの

歩実塾の早慶コース、
および川崎武蔵小杉予備校

出題傾向にばっちり合わせた授業展開であなたを合格へ導く

多少出題傾向が変わろうと、動じない根本学力の再構築、やるのはコレだ。
過去問は? そりゃ、正しいやり方(←いずれ説明する)で自分でバリバリやりたまえ。その時間はたっぷり用意してある。

 

このツイートの「人のせい」は「出題傾向」と置き換えてみてもいいのではないだろうか。

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