最近はどうも効率を追いかけすぎる傾向があるようだ。
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1の努力で10の効果、みたいな。
1ヵ月で○○ができるようになる! もこの類か。「努力」のところは「時間」に置き換えて構わない。
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昨日購入した勉強本の冒頭、
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こんなことが書いてあった。
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難関大学に、より高い確率で合格するための秘訣は存在します。
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こう書かれると、どうしても「なになに?」となってしまう。
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そして、「秘訣」の1語に心躍らされる…
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しかし、すぐさまこう続ける。
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さすがだな、と唸ってしまった。
それ(=「秘訣」)は決して魔法のような方法ではなく、努力を伴う着実な方法です。
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そうだよね、1の努力で10の効果なんて魔法だもの。
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そこまででなくとも
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時間の極度の短縮化を追い求めたりとか
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失敗を徹底的に避けようとするのは根は一緒。
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気づいてみれば
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借金を背負っていることになりはしないか。
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真の効率とは
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10の努力に対して、10の見返りがあることを言う。
5の努力には5の成果が最大だ。
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先日、小学生にははじめて「漢字テスト」を実施した。
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出題範囲を定めてのテストだから満点が可能だ。
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しかし、満点はいなかった。
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10の努力をしたかもしれないが、10の成果は得られなかったことになる。
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どうしたら10の努力に対して、十分な見返りが出るのか
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一緒に考えていく必要がある。
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そして、多少手間取ったとしても、結果、割に合ったやり方、
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すなわち、かけた時間に対して十分な見返りのある方法を身につけることは大きな財産となるはずだ。