ヤオ練という言葉をご存じだろうか?
「基本文法から学ぶ英語リーディング教本」というのがあって
これをやる際に、取り組み方のひとつとして紹介されているやり方だ。
英文を理解するとき、
英文構造はどうなっているか、
和訳はどうなるのか、
うんうん唸って時間使って考えるより、
最初から構造図や解説、和訳を見て、理解をしていき、
最終的に英文だけ見て、
自力で構造図や和訳ができるようにすることを言うらしい。
最初からサッと解説をみたりするあたりがインチキくさいので、
八百長っぽい練習、ということで
そこから「ヤオ練」となったようだ。
さて…
これ、英語に限らず、例えば数学にも応用できないか?
問題ひとつに、延々と時間をかけて正解にたどり着く、
これも一つのやり方だろうが、
数学だけやっていればいいというものでもない。
さらに学校の課題もあったりすると、
時間はいくらあっても足りなくなるだろう。
そこで「ヤオ練」だ。
自分の中でまずはこの問題は何分でやると決める。
その時間が来ても解けなかったら、さっさと解説を見て理解する。
で、何も見ないで解いてみる。
これは解説を見たすぐあとであれば、
解けるようになっているかもしれないが、
時間が経つと怪しい。
そこで、数日空けて再チャレンジ。
それで解けていたら、解法が自分のものになったと言える。
ヤオ練も是非取り入れてもらいたい。