初見で解かないといけない、パターン化されていない問題。
昨今の入試は、この手の問題が多い。
逆にいうと、1問1答レベルの、即答できる出題は少ない(だからといって1問1答レベルをいい加減にしておくと痛い目にあうので要注意!)
これに対処するにはどうしたらいいのか?
「これは、こういうふうにやるんだよ」というマニュアルはあまり効かない。
だって、初めて見る問題だから。
こう考えると、懇切丁寧な授業というのは罪なものである。
【教えてもらった】→わかった!
というのは、往々にして
【教えてもらってない】→わからない!
に転化してしまうからだ。
では、教えてもらってなくても、何とかする方法は?
それは
普段から、自分で読んで理解していくのを当たり前にしておく!
これに限る。
入試って「読んで」考えるものだから、当たり前の話だが。
その理解が正しいかどうか、それは塾がチェックしてやればいい。
ダメだったらやり直し、
こう試行錯誤していく中で、徐々に何とかする力は養われていくものなのだろう。
耐性のない子にとっては、
あるいはこういう勉強を始めたばかりの子にとっては、
つらいかもしれないが、
なんとか打破したかったら、こうするよりほかないのである。
こうやって培われた力は、高校入学後にも通用すること請け合いである。
授業で教えてもらわないと、という待ちの姿勢では無理な話なのだ。