例えば…
歩実塾にはこんな参考書を置いてある。
中1から中3までの内容を網羅し、読んでわかる内容、つまりは自学自習できるものとなっている。
ページ数は640ページ。
かなり分厚い。
で、次。
同じ著者によるこの本。
同じようなコンセプトの本だが、
収められているのは数Ⅰ・A。
つまり高校1年生が学習する内容しか入ってないのだが、
ページ数はどれほどか?
なんと
先ほどの本をはるかに凌駕し、
848ページである。
つまり、
高校1年だけで、中学3年間に学習する内容を上回るのだ。
中3の1年間で学習する分と比較すると、
高1は分量にして約4倍学習しないといけない。
さらに内容的には難易度は上がっているわけだから、
体感としては中3に比べて、4倍とは言わず、それ以上のきつさがあるのではないだろうか。
だから、
そこそこの勉強で中学時代うまくいっていた子は、
ここで大きくつまずくことになる。
つまずかないためには、
勉強など毎日やって当たり前、という学習体力をつけねばならないが、
いきなりつくわけではない。
少なくとも中学時代から、
自学の姿勢を含めて
やりこんでいないといけない。
だから、歩実塾は少なくとも週5回の指導をしている。
そんなのムリ、
そこまでやらなくても、
と思われるのは一向にかまわないが、
高校生になって、
あれ?
となった時には時すでに遅しの可能性は高い。
要するに踏ん張れないのだ。
そういえば中3はそろそろ夏期講習。
やるぞ、猛勉強!!!