先日、聞いた話。
某アカデミーが、大学受験のほうに進出して成功するために
まずは東大合格者を出すことを目指したらしい。
東大合格者を出すために必要なことは?
そりゃ、開成高校の生徒に来てもらえばいいんじゃない?
育てるとかそんなことはあまり考えないんだな。
ということで、
開成高校のおひざ元である西日暮里に自習室を出したそうだ。
で、実際に開成の子がそこで勉強する様子を見て驚いたのが、
放っておけば、いつまでも勉強している
ということなのだそうだ。
この姿勢、一朝一夕で身につくはずはなく、
おそらく小さなころから、
習慣化されているからこそ、
できることなのだろう。
大学入試で花開かせるためには、
その直前の数年間でなんとかすることではなく、
それよりももっと前のころから、
勉強するのは当たり前、という意識を植え付け、
確実に机に向かわせる必要があるのだろう。
子どもの好きなようにやってもらえばいいさ、では
絶対に身につかないことだと思うけどね。