明治大学は神奈川の公立高校が健闘、青山学院はそこに私立勢が割って入り、立教は埼玉県勢が上位独占だった。
さて、今回は中央大学。真面目にコツコツの印象のある大学だが、どこの高校から多く合格者が出ているのだろうか。
全国トップ10を見るとそのうち7校は私立高校。残り3校は都内の公立(八王子東・町田・立川)だった。
ではいつものように、神奈川の公立、都内と神奈川の高校募集ありの私立に絞ってみていく。
神奈川 東京順位 | 高 校 名 | 合 格 者 数 |
---|---|---|
1 | 私 桐光学園 | 120 |
2 | 私 桐蔭学園 | 117 |
3 | 私 朋優学院 | 110 |
4 | 私 国学院久我山 | 97 |
5 | 私 山手学院 | 96 |
6 | 私 桐朋 | 92 |
7 | 公 厚木 | 89 |
8 | 私 鎌倉学園 | 88 |
9 | 私 國學院 | 87 |
10 | 私 錦城 | 86 |
対象校を変更しても、ずらりと私立高校が並ぶ結果となった。
全国トップ30校までに神奈川の公立は厚木高校のほかは、柏陽・川和が入るのみという結果はやや意外。
さて、中央大学と言えば「法学部」である。その法学部が都心(茗荷谷)に2023年春、45年ぶりに帰ってきた。その法学部だけに絞った合格実績もサンデー毎日には掲載されていたので見てみると…
全国トップ10には雙葉や豊島岡女子、芝などの中高一貫校、さらに埼玉の雄、浦和高校に、ながらく千葉県内トップ校だった県千葉が登場。
神奈川県勢は公立私立ともにトップ10圏外だったが、もう少し範囲を広げて気づいたのは
神奈川 湘南・横浜翠嵐
東京 日比谷・西
千葉 千葉・船橋
埼玉 浦和・大宮
と、首都圏の各都県のツートップともいえる公立高校が上位30位までに入っているという事実。法学部、上位校には人気なのだと改めて認識した次第。