高校生にもなって、親に勉強しろと言われ渋々やる、そんな態度ではたいした結果は望めないことは前回話した。
では、それ以前に親は子どもに勉強についてあれこれ言ってはいけないのか?
という疑問があろうかと思うけれど、
勉強は習慣がすべてなので、学習習慣が確立するまではガッチリ管理すべきだと思う。
おそらくそれをめんどくさがってはダメ。
しかしそれも、中1まで。
中2にもなって、言われないと動かないというんじゃ相当キツい。
動きたいんだけど、どう動いていいかわからないなら教えてあげればいいが、それは塾の仕事だったりする。
中2で学ぶ内容は入試に直結してくるものが多い。
言われて仕方なしに勉強しているようでは、その重要な内容などたいして身につかないのだ。
こればかりは「勉強しろ」といったところでどうにもならず、
勉強できる環境を粘り強く整えながら、見守るしかないのだろう。
さて、中学生、週5で物足りない子のために日曜日はあるし、
塾でできなかった勉強の延長戦(=音読の提出など)をやることだって可能だ。
この環境、使い倒してもらいたい。