例えば音読。
自分一人、部屋にいてもできる。
だけど、せっかく音読したものを録音して提出する場があるのなら、
それを利用しない手はなくない?
独りよがりの音読は危険なこともあり得る。
それを毎日第3者にチェックしてもらえるというのは、なかなかないと思う。
アドバイスを受け、より良い方向に進めていくいいチャンスだ。
だが、なかにはそういうチャンスを使わないのもいる。
別に強制じゃないからご勝手に、なのだが、
この機会を利用して着実に向上していくのと、
ちょっとその点をさぼるのとでは、長い目で見たら大違い。
上の図は有名な法則だ。
今日1頑張ったのを、明日2頑張ろうというのではない。
ほんのわずか、前日に比べてたったの0.01だけ努力を続けてみようということなのだ。
それを1年続ければ、現状維持のときに比べ、37倍以上の差になるし、
逆に0.01ずつさぼれば、もとある力の100分の3まで下がってしまうということを示している。
日々の音読が1年たてば、と考えるいい法則だと思う。
なお、中学生の塾生は同じチャット内にいるから、
あの子は同じ時間に毎回提出している、
あの子は3日に1回くらい休む、
あの子は全然提出してないといったこともわかってしまう。
公式LINEの個別チャットを抜け出して、
だれがどんな勉強をしているか一目でわかるようにしているは、
一人ではなしえない、集団の力を利用しようという狙いがある。
こういう機会、どんどん利用した方がいいと思いますけどね。
こういった機会を含め、使えるのはバンバン使い倒すのが上位校、難関校に行く生徒の特徴かもしれない。