うちはこういう方針でやると決めたら、
絶対に何があろうとブレない家庭。
子どもが暴言を吐こうと、
朝起きずに寝ていようと、
もちろんたたき起こす。
窓ガラスを蹴破ろうと、
ものを破壊しようと、
知ったこっちゃない。
ダメなものはダメ。
やるべきことはやってもらうよ、この姿勢。
こうやることで責任の取り方も教えるんだろうね。
成績上位にいる子のご家庭はこのパターン、かなり多い。
何時から何時までは勉強ねなど、ルールも細かく家族で決めて共有している。勉強しろ、ではなく、時間だよね、で終わる。
あの子は、成績がいいから子育て楽よね~とか思っていたら大間違い。
日々是バトルだったりする。
必要なのは忍耐である。
もう一つ、うまくいっているご家庭のパターンとしては、
ひたすら待つ
が挙げられる。
子どもの「やりたい」をひたすら待つというものだ。
興味を持ちそうなものを家で揃えたり、
将来のことについていろいろ話をするのだろうが、
子どもがやりたいというまで待つ。
その1点においてブレることがない。
子どもが勉強したいと言い出したら、一気に走り出す。
このパターンのご家庭に出会うのは数年に一度。
これまた、つい先に口出しをして台無しにしないために必要となるのが、忍耐だ。
もちろん、子どもが別にやりたいと言わないまま入試を迎えることになっても、それを受け入れるのだ。そこまで徹底する。
どちらのパターンも必要なことが共通なのはおもしろい。
上記2つのパターンのミックスもある。最初は気乗りでなかったものが、いつの間にか自走しているというやつね。
ところが、我慢することかなわず、
もう知らん、勝手にしろとすべてを投げ出してしまったり、
逆に、その気もないのに、いろいろな塾に連れまわしたり、
結局のところ、たいした方針もなく、
あっちゃフラフラ、こっちゃフラフラ
肝が据わってないところがあったりするが、
その先にあるものといえば、
まあ、言わずもがなだろうね。