受験はつまるところ、最後までやり続けた者が生き残り、勝者となる。
だが、途中、自分で自分を律することができずに、
誘惑に負け、
あの手この手を使って、
戦線から離脱しようとする者が出てくる。
あるいは逃げの妥協点の提示。
そうならないようサポートしてあげるのが、
家庭であったり、塾だったりするわけだが、
そんなサポートなんてしないよ、ほったらかしても大丈夫というご家庭はあるのだろうか?
気になったので、
高校受験を第1志望校合格という形で無事終え、
さらに家でもめるイメージのない(or ご家庭の関与があまりなさそうな)卒塾生何人かに話を聞いてみた。
すると、、、
どの家庭もある確信に基づき
「一定のルール」を決めていたのだった。
で、そのルールは絶対に守らせる。
例えば就寝時間。
睡眠時間がすべての根幹と考えていれば、どんなことがあっても寝る時間は守らせる。
こんな家は刑務所だ、と叫ばれようとも。
また、自分でいったことはきっちり守らせる。
言い訳無用。
まあまあ、今回ばかりはしょうがないね、とかでは絶対に済ませない。
言ったことを守るためには、どうすべきか、アドバイスはするにせよ、
言ったことに責任を持たせているご家庭が多かった。
要は、子育て、楽に済ませている家庭はないということだ。
一見あの子の場合は楽そうだというふうに見えても、それは
隣の芝生が青く見えているにすぎない。
前回同様、ブレないご家庭、信念のあるご家庭には惚れ惚れするばかりだ。