実力問題や総合テスト、模試を受けたがらない子というのは一定数いて、
これらの子に共通するのは、
できない自分を直視できない
コレだろう。
努力はしている(つもり)なのに、できない自分をみるのが嫌なのだろう。
だから避ける。
避けて守られるのは、プライドだけ。
だが、このプライドというのが、曲者だ。
「できない自分」「負けている自分」を認めようとしないのだから。
勉強ができるようになる、
この第一歩は、「今、自分がどの地点にいるのか」を正確に測ることだ。
その意味で、模試を受けるというのは、現在地を教えてくれる絶好の機会になる。
自分には、こういうところが足りないんだなということを教えてくれる。
そういう機会を逃し、
いつまでも出来ている「つもり」になっていたら、
いつまでも変なプライドに守られていたら、
いつまでたっても出来るようにはならない。
また、テストを受けて、結果が返ってきても、
こんなはずではない!
とのたまう御仁がいるが、これも同じく質(たち)が悪い。
他者のアドバイスを受け入れない、
あるいは
アドバイスや注意をされ、ムッとしてしまう手合いは
このくだらない偽りのプライドをまずはぶっ壊さないといけない。
そして、壊して出てくるちっぽけな自分と向き合え。
なお、真のプライドとは、
実績によって作られるものである。
思い込みによって作られるものではない。