夏に、主要公立高校の科目別、内申、特色検査 合格者平均点 さらに合格者の偏差値はどうだったかを確認した。
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あれはあくまでも「合格者の平均点」、つまりこれだけあれば、楽に合格ということ。
では、最低点はどうだったのか?
今回はそのうち、内申点にこだわってみたい。
中2の45点+中3の45点×2の合計135点満点中、いったい一番下はいくつから受かっていたか?
まずは、翠嵐、湘南、柏陽のトップ3から。
翠嵐…95.0
湘南…115.0
柏陽…98.0
翠嵐が95点しかなくても合格者がいたということだが、
これは45点に換算して31.6点。
つまり、4が5つに残りは3、といった感じになる。
5が1つもなくても受かっているのはやや衝撃か。
これで合格できるのは内申と入試の得点の比率が翠嵐は3:7、
さらに特色検査が3の割合で追加されるからだろう。
ちなみに柏陽は3:7:2、湘南は4:6:2
結局のところ、内申の占める割合は23パーセントにすぎない。
ちなみに3:7の場合(特色を抜いても)、内申1の差は、入試の得点は1.59点であり、2点でひっくり返せるのだ。
とはいえ、合格者の入試の得点の平均が450点くらいと考えると、
これをぶち抜くさらなる高得点が必要となるわけで、相当な綱渡りだ。
そう考えると、内申は(併願私立も考慮に入れると)、取れるものは取っておいた方がいいが、
ちょっと平均から低いくらいで悲観するにはおよばないと考えていいだろう。