今日は本の紹介。
こちら。
中学生向けだけど、どちらかというとこれから中学生になる小6なんかが読むべき本かもしれない。
目次に目を通しただけでも、
おお、その通り、と首肯すべきことが多い。
いくつか目次の項目だけでも紹介し、勝手にコメント付しておこう。
英語は体育!
英語は実技科目です。音読したり、ノートにガンガン書いていったり、とにかく体を使う。体を使わない英語の勉強、それはニセモノだ。
授業の基本は教科書の音読
当たり前なことに気づかないことも多い。
理想は0.1秒でこたえられること
うんうんうなってようやく意味がいえたり、説明ができても使い物にはならない。使い物にするには、「即答」、これに限る。
単語の種類「品詞」
名詞の働きは? 形容詞の働きは? 副詞の働きは? こういったことに中2くらいからは言えないとダメ。少なくとも歩実塾生はいえるはず。これをいい加減にして、やれ英語はつまらないだの、おもしろくないだの言っても、永遠に出来るようにはならない。つべこべ言う前に、覚えるべきことを覚えよ。
文の要素と文型
文の要素とはS,V,O,Cのこと。それぞれが何で、文の要素になれる品詞まで覚えないといけない。言えない? だとしたら、英語をなんとなく雰囲気で理解しているだけだ。いずれ伸びを欠くことになるだろう。
そのほか、リスニング対策の章ではやはり「音読のススメ」が取り上げられている。
定期対策の章では
いちばん簡単な試験対策は教科書の丸暗記
とある。
そんなの当たり前で、教科書の英文は暗記されるために存在しているといっていいくらいだ。
内申点に関しては、
内申点を上げるためには提出物と提出期限を厳守すべし
とあり、口酸っぱく「締め切り守れないものはろくなもんじゃない」と再三再四言っている歩実塾の考えとも見事に一致する。
英検については
英検のためだけの対策はしてはいけない
と書いてあり、その通りだが、英検を受けてはならないと勘違いする向きもいそうでちょっと怖い。
そして本書の最後のほうでは
英語の成功パターンを他科目にも応用しよう
とあり、中学生以上の勉強の中心は「英語であってよし」というのを再確認させてもらった。
コツコツと地道に努力したものが成果を出せる、それが英語という教科の特徴で、1つでも自信を持てる科目ができると他にもいい影響を与えるのだ。
だからこそ、さあ、英語を勉強しよう!!
すべては英語から始まる。
英語できなきゃ、他がいくらできても基本アウト、と思ってもらって構いません。