枕草子を知っていますね。
清少納言が書いた有名な随筆です。
それをまねて、ちょっと昨日の嬉しかったことをつづってみます。
うれしきこと。努力を重ねる人の、なほ芽も出でず、腐ることなく続けて、ふと結果の見ゆるとき。「よくぞ続けたる」と心より思ふ。昨日の教への折々に、かくのごとき光景見えたりしは、まことに心嬉しきことなり。
ホントこれ。
結果が出ずとも寡黙に勉強を続け、ぱっと日の目を見た瞬間、これほどうれしいことはないのである。
そんなことを昨夜は複数目にして、よかったね、続けておいて、と思ったのだった。
とある子は数学で、またある子は英語で、最後にまた別の子が国語でバシッと決めてきた。
努力をしているものに対し、お前の実力はこんなもの、と見限るのはちょっと違うといつも思っている。
もし努力をしてないのだったら、それも仕方がないとは思うが、
努力もしてないのに高望みする者には徹底的に現実を突きつけるのがいい。ダメなものはダメだと。
まさに今頑張っている時には、余計なことは言わず、黙って見守り、その勉強ぶりを認めないといけない。