勉強はやる気ではなく、習慣。
どんなに気分が乗らなくてもやる、
気分に左右されずにやる、
これがまさに習慣というもので、これに勝るものはない。
習慣は一朝一夕に身につくわけではないから、
粘り強く、日々机に向かわせようとする強制も最初の段階では必要だ。
その習慣化された勉強を加速させるもの、
それがやる気だと思えばいい。
やる気があっても習慣がなければ長続きしない。
やる気はないよりあった方がいいくらいに思えばいいか。
そのやる気、どうやって奮い立たせればいいか?
このことを「鼓舞」という言葉から考えたい。
鼓舞とは「人のやる気や意欲を高め、奮い立たせること」である。
漢字を見ると「鼓」と「舞」。
漢字から分かるのは次のこと。
「鼓」 は、太鼓やつづみを叩くことを意味し、転じて「気持ちを奮い立たせる」という意味になる。
「舞」 は、踊ることを指すが、「興奮させる」「高揚する」といった意味も含む。
結構騒々しいイメージ。
スポーツ、野球でも何でもいいけど、試合前やここぞとばかりに円陣を組むのに似ているか。
ニュージーランドのハカもこれだろう。
無理にでも内面から声に出したりして、
自らを奮い立たせる。
これだろうね。
やる気になった時は「おおーっ」と内面から湧き上がるものがあるだろう。あれを逆手に取るのだ。
やる気の出ないときは。
これすら習慣化すればさらにすごいことにならないか?
ということで、塾では中学生の始まる午後7時、
生徒の誰かに代表者になってもらい、
気合を入れるべく、声を張り上げるところから始めようか。
胆力もつき、いいことづくめだ。