大きく塾は2種類あり、
1つは「学校準拠型」。
中学校での学習内容に準拠し、定期試験での対策も行って学校の成績および内申点を上げ、公立高校入試に対応していく塾。
もう1つが「実力養成型」。
こちらは、難関私立も視野に含めたハイエンドな塾のため、学校では学習しないことも学んでいくが、定期試験については自分でやれのスタンスで、基本的に定期試験前も授業は通常通り進む。
なぜ定期試験を考慮しないかといえば、
表向きは
「トップ校や難関私立を目指すんだろ? だったら、定期試験くらい、そんな時間かけなくても出来るだろ。わざわざその対策などやる意味がない」
なのだろう。
でも実際は、いろいろな中学校から集まっており、試験日程もバラバラで、対策しようにもやりきれないというのもあるのかもしれない。
ということで、実際には「実力養成型」の塾に通いながらも、定期試験も大したことなく、内申点が取れない子もいるのが事実だ。
こういう子は、実力テストでバリバリ点が取れるのならいいが、そうでないことのほうが多い。
そういう子はどうなっていくのか?
はっきり言えば、
行くところがない。
公立高校を受けるにしても内申がそろってないと、心もとない。
たしかに公立は、上位であればあるほど内申の割合が低くなる傾向があるが、それは実力重視ともいえるわけで、実力がなければ、そこで終了。
じゃあ公立高校のレベルを下げるか、となったところで、今度は内申の割合が高くなってくる。
さらに、抑えの私立は内申点でほぼすべてが決するので、いざ内申基準を見たとき
「あれ? 足りない」となる。
ええい、ならば、内申不問の私立へ、といったところで、実力がないんだから、受からない。
ね、行くところがない。
いや、基準を下げればあるんだけど、
「実力養成型」のハイエンドな塾が目指す高校とはかけ離れたところに落ち着くのがオチだ。
こういうヤバい現実は実力養成型の塾は知っているけれども、言うことはない。
だって「お客様」だからだ。
だから、あえてここで言っておく。
さて、この悪い流れをどこから断ち切るか、
いちばんは、定期試験の得点アップからだろう。
そこから内申アップも図っていくこと。
ここを突破していくのが状況をひっくり返せる可能性が高く、違った展開、有利な展開に持ち込める。
なお、歩実塾には「学校準拠型」のコースも「実力養成型」のコースもある。
学校準拠型の「公立上位特化コース」では定期試験2週間前から普段の勉強はいったんストップして、定期試験勉強に取り掛かる。
実力養成型の「難関私立公立コース」では、2週間前になっても普段通り授業はあるけれども、土日は朝から晩まで、定期試験の勉強に励んでもらっている(絶対に定期試験勉強じゃなきゃダメということはなく、個々人の状況に応じていろんな勉強をしていい)。
いろいろな中学校から集まっているので、9月以降など、土日がだれも定期試験前でない週は1週ほどしかないが、ちゃんと時間を取ってやっている。
そんな歩実塾にご興味がございましたら、下のボタンよりお問い合わせください。
小4以外は、3月から学年の切り替わり。チャンスです!
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