合格体験記 柏陽高校への道②

前回の続きです。

順調かと思われて、臨んだ夏、、、

こうして勉強を重ねて実力がついてくると、「自分は勉強ができる」という慢心や、「ちょっと手を抜いても謝れば許される」という甘えが生じ、夏休みにはサボるようになってしまいました。「明日やる」と言いながら実行しなかったり、学習報告を怠ったりすることが増えました。しかし、先生はこれを許さず、自分の甘えを完全に打ち砕くほど厳しく叱りました。この出来事によって、自分の甘えを捨て、朝からしっかり勉強するようになりました。それでも最初は許されず、勉強の報告をしても無視されることが続きましたが、毎日勉強を積み重ねることで信頼を取り戻しました。歩実塾では、勉強だけでなく、「口先だけでは通用しない」という社会の生き方も学ぶことができました。

手を抜いたままでも合格したかもしれない。だけど、それでいいのだろうか?

合格とはいったい何なのか?

「格に合う」から合格なわけで、そもそも「格」とは「位(くらい)・地位・身分」といった意味だ。「格に合う」ためには得点だけでいいのだろうか。もちろん、入試においては一定の得点を取ることが求められるが、それはあくまで「最低限の条件」に過ぎない。本当にその高校に「合格する」ということは、その学校の環境や文化、教育理念にふさわしい姿勢や資質を持ち合わせているかどうかも問われるはずだ。

さらに、高校生活は単なる通過点ではなく、将来に向けた土台作りの場でもある。高校の「格に合う」とは、単に試験で点を取ることではなく、その学校が求める価値観や姿勢を持ち、そこでさらに成長していける人間であることではないか。だからこそ、合格を目指す過程では、勉強だけでなく、自分自身の内面も磨いていくことが大切なのだ。

そういう点を考え合わせると、ごまかしつつあった学習姿勢を放置することはできなかった。変わらなければ、退塾勧告もあったかもしれない。が、ギリギリのところで復活を果たしてくれたのでした。

こうして勉強を続け、あっという間に受験が始まりました。受験直前に発熱したことや、まだ理科に不安があったことなど、心配な点もありましたが、先生方の励ましの言葉やポイントノートを見返すことで、自信を持つことができました。本番では理科で少しミスをしたと思いましたが、気持ちを切り替えて最後まで全力で取り組みました。

発熱は2月9日。翌日は朋優学院(TG)の入試。さらには公立高校入試も追試になるかもしれないという不安のなか、翌日には熱は下がり、無事受験をすることができました。結果は合格。

そして公立入試。体験記ではやや不安のある理科でミスをしたとあるけれども結果は93点。そのほかの教科も軒並み高得点をゲットしたのでした。

合格発表の日、入試の答え合わせをして自信はありましたが、それでも少し不安がありました。しかし、発表を見ると大きく「合格」の文字が表示されており、とても嬉しかったです。今までの努力が報われ、達成感で胸がいっぱいになりました。憧れていた柏陽高校に進学できるということで本当に嬉しかったです。

堂々の合格、おめでとう🌸
合格発表前日から当日にかけても発熱してしまったことは笑い話だ。

受験が終わった今も、高校の勉強をしっかりと続けています。正直、受験が終わったことで塾のない日は勉強量が減ってしまいましたが、志望校に合格したことを励みに、メリハリをつけながら勉強を続けていきたいと思います。
勉強をサポートしてくれたり、学習環境を整えてくれたり、勉強方法を教えてくれたりして、私を志望校合格へ導いてくれた歩実塾には、感謝の気持ちでいっぱいです。

その感謝の気持ちは、当塾を勧めてくださったご家庭の皆さまにも向けられるべきものです。あなたの頑張りを支えてくれた方々に、ぜひ感謝の気持ちを伝えてくださいね。

これからの高校生活が充実したものになることを心から願っています

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