■ 一瞬で突きつけられた現実
合格発表の日、スマホの画面に自分の受験番号を入力しました。次の瞬間、表示されたのは無情にも「不合格」の文字。ほんの一秒足らずで、自分の努力?が否定されたような気がしました。何度も番号を確認しましたが、結果は変わりません。喜びの連絡を送り合う友達の中、自分だけが取り残された感覚。悔しさ、情けなさ、後悔…いろいろな感情が一気に押し寄せてきました。
■ 最大の敵はスマホだった
今思えば、敗因の一つは「スマホ」でした。机に向かってもすぐ横に置いてあるスマホの通知に反応してしまい、気づけばLINEや動画、SNSを見ていました。「勉強しなきゃ」と思っていても、つい手が伸び、いつの間にかベッドに寝転んでスマホをいじっている…。スマホを別の部屋に置くことも考えましたが、意志が弱くて続きませんでした。
■ 「そのうち頑張る」の繰り返し
僕は夏まで部活に取り組んでいて、「引退したら頑張る」「文化祭が終わったら本気を出す」と言い訳を繰り返していました。結局、真剣に勉強を始めたのは秋の終わりごろ。でも、そこからでは遅すぎました。ちょっと勉強しては「休憩」、その繰り返しで集中も続かず、ペースもつかめないまま受験本番を迎えてしまいました。
■ 指示を聞かず、自分を甘やかした
先生の指示には従わず、「自分のやり方の方が合っている」と思い込んでいました。
ノートの提出も、画像で報告する際に「どうせ先生は見ていないだろう」と思って、わざと見えづらい角度で提出したり、同じ画像を送ったこともあります。勉強時間の報告も、適当にごまかしていました。
最初のうちは注意されていましたが、次第に何も言われなくなり、「怒られなくなった=自由になった」と勘違いしていました。でも今になって思えば、それは「見放されていた」「すべてはバレていた」ということだったのかもしれません。
■ 危機感が足りなかった
入試の厳しさは、先輩たちの合格体験記などを通して知っていたはずでした。でもそれをどこか他人事のように感じていて、「自分は大丈夫だろう」と、根拠のない自信だけがありました。ちょっと疲れた、少し体調が悪い、そんな小さなことで「今日は休もう」とすぐに甘えてしまうようになり、努力の習慣が身につくことはありませんでした。
■ すべての原因は「意志の弱さ」
これらすべての原因は、「意志の弱さ」にあったと思います。
「どこに行きたいのか」「そのために何をいつまでにやるべきか」という目標を明確に持たず、流されるままに日々を過ごしてしまいました。その結果が、スマホに映し出された「不合格」だったのです。
■ 後輩のみなさんへ
この体験記を読んでくれているみなさんへ。
今なら、まだ間に合います。先生の言葉を信じてください。自分に甘えず、強い意志を持って、今この瞬間から行動してください。僕のように後悔しないように、やるべきことから逃げず、最後までやりきってください。
心から、応援しています。