2025 慶應義塾高校 英語 大問2

基本文法、ちゃんと使えてる?

こんにちは、歩実塾です。
今回は、慶應義塾高校の英語入試・大問2の分析です!

この問題は、長文中の語句訂正(文法・語法)問題
下線の中に1か所おかしな部分があり、それを見つけて正しく直す、という形式です。
全部で10問ありましたが、どれも「基本知識で解ける」レベル。


今回問われたのは、こんな力👇

1. 比較の基本ルール

thanがあったら、、、
その“お決まりの形”を使いこなせているかを問う内容でした。当たり前すぎて逆に見落とす??

2. 副詞の語順

いつものあいつがいるじゃないか!
ここは、知っていれば即答、え、知らない? それはちょっとあり得ないですよ。

3. 知覚動詞の語法

ある動詞の直後に来る語の形を正しく選べるか。
感覚じゃなくて、型として定着しているかが問われました。

4. 使役動詞の語法

知覚動詞に似ていますが、こちらも後ろに何が来るか、当たり前のことを聞いています。
しかもすぐ前に同じく使役動詞が出ていたので、あっさりと気づきたいポイント。

5. “so” の使い方

形容詞や名詞の前にくる “so” や “such” の使い分け。
このあたりは基礎レベルですが、本当にその違い、分かってますか。

6. 前置詞と接続詞の違い

ある表現の前に置く語が、句を導くのか節を導くのかで選ぶものが変わります。
意味だけで選ばず、後ろのかたちに注目して判断できたか?

7. 時や条件を表す副詞節のルール

「もし〜なら」や「〜するとき」などの節の中では、ある時制のルールが適用されます。
塾ならどこでも繰り返し登場する内容なので、落としたくない!

8. 分詞と文の主語の一致

文構造を意識している読みを普段から心がけていれば、あっという間に気づいたでしょう。
らくちん、らくちん!

9. 前置詞と接続詞 の使い分け

これも定番中の定番。
どちらも「〜の間に」という意味ですが、後ろに来る語の種類で使い分けが必要です。

10. 受動態の形と意味

主語と動詞の関係が見えていれば自然に判断できるはずです。


まとめ

全体を通して言えるのは、
「文法をどれだけ丁寧に仕上げてきたか」が試された内容だったということ。

しかも、ひとつひとつの問題は「知ってさえいれば秒で解ける」ようなものばかり。
だからこそ、ここをボロッと落としてしまうようでは、合格は遠のいてしまいます。

「なんとなく読める」じゃなくて、
「文法的にどうしてそうなるのか」を説明できる状態を目指しましょう!


第1問とあわせて、英語の基礎を本気で固めてきた人にとっては取りやすい構成だったはず。
逆に、普段から感覚で読んでいたり、英検対策しかしてこなかった人には差がついたかもしれません。

この第2問、満点を目指すべき大問でした!


それではまた!

—by 歩実塾 ✏️🐢(☜コイツの名前、何にしようかねぇ…)

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