「通い放題」が成績格差を生む理由

やる気のある子だけが得をするシステム

「通い放題」は、一見すると魅力的な制度に見える。勉強したい子にとっては、時間を気にせず、好きなだけ学習できる理想的な環境だ。

しかし、問題はやる気のない子はそもそも来ないということ。結局、通い放題の恩恵を受けられるのはやる気のある一部の子だけになってしまう。するとどうなるか——やる気のある子はますます伸び、そうでない子はそのまま。差がどんどん広がっていくのだ。

だからこそ歩実塾では、「通い放題」という制度をあえて採用していない。

習慣づけには「強制」が必要

成績を上げるためには、まずは強制的に勉強させる仕組みが必要だ。

よく「やる気が出たら勉強する」と言われるが、実際は逆である。勉強しているうちにやる気が出てくるものだ。

だからまずは、塾に通う日を決めて、机に向かう習慣を作ることが先。そこで「できた」「わかった」という実感が生まれれば、自然と意識も変わってくる。

歩実塾の方針:中学生にはしっかり通わせる

歩実塾では、特に中学生の通塾回数を多く設定している。さらに、成績が思うように伸びていない生徒には、通塾日を強制的に増やすこともある

「来たいときに来てね」ではなく、「この日に来なさい」と言う。これは、塾が責任を持って生徒の学習を管理するという姿勢のあらわれだ。

通塾を習慣化させ、勉強時間を確保することで、確実に学力を伸ばす。自由ではなく仕組みと管理があるからこそ、結果につながる

小学生の夏だけは通い放題にする理由

とはいえ、歩実塾でも小学生に限って、夏休み中は通い放題を導入している

理由は明確だ。夏はふだんよりも勉強してほしい時期だが、小学生は習い事や家庭の都合もあり、決まった曜日に通いづらいことも多い。そこで通い放題にすることで、空いている時間に柔軟に通えるようにしている

目的は、「自分から進んで通い、学習習慣を身につけること」。学年や成長段階に合わせて、制度の使い方を変えているのが歩実塾のスタイルである。

保護者の皆さまへ

お子さまの学力を伸ばすうえで大切なのは、「自分からやるようになるまで待つ」のではなく、「やる環境を先につくってあげること」です。

歩実塾では、塾に来る日数・学習時間・課題の進め方まで、塾側がしっかり管理し、生徒が“やらざるをえない状態”を意図的に作ります。それが結果的に、お子さま自身の意識を変え、習慣となり、自信へとつながっていきます。

中学生は特に、学習量と習慣が成績を大きく左右します。「うちの子、やる気がなくて…」とお悩みの方も、まずは塾に通わせる回数から見直してみてください。

私たちが、その第一歩をサポートします。

お問い合わせは下のボタンから、LINEにて承っております。

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