音読、その一歩が未来を変える

部屋にひとり、英語のテキストを開いて声に出す。
ただ読むだけなのに、不思議と頭の中が整理されて、気持ちも切り替わる。

音読は、誰でもすぐに始められるシンプルな学習法。
でも、それを録音して提出するとなると、少し空気が変わります。

発音、リズム、抑揚。
自分ではうまくできていると思っていても、録って聴いてみると、あれ?と気づくこともある。

提出するからこそ、自分の音読を「人に聴かせるつもり」で読むようになる。
それだけで、集中力がまるで違います。

そして何より、日々の音読にフィードバックがあることは大きな強みです。
「できているつもり」から、「できている」に変えていける。
その実感を積み重ねることが、自信にもつながっていきます。


小さな努力の継続が、大きな差になる。
これは、勉強の世界ではおなじみの「1.01と0.99の法則」が教えてくれることです。

昨日より、ほんの少しだけがんばる。それを1年間続けるだけで、最初の自分の37倍以上の力になる。
逆に、毎日ほんの少しずつ手を抜いていくと、最終的には元の力のわずか3%にまで下がってしまう。

音読もまた、その「0.01」の積み重ねの一つ。
一回一回は短くても、丁寧に取り組み続けた人には、確かな変化が待っています。


この春、新しく中1の仲間も加わりました。
オープンチャットでの音読提出に、最初はちょっと緊張していた様子もありましたが、ある子がこんなことを言ってくれました。

「なんか、みんなに見られてる感覚がして、ちょっとゾクゾクする」

そう、その“見られている”感覚は、勉強にいい緊張感を与えてくれます。
だらけそうなときも、背筋が伸びる。
音読ひとつで、勉強全体がシャキッとしてくるから不思議です。

LINEのオープンチャットでの提出は、そんな“いい緊張感”を生む仕組みでもあります。
誰かの頑張りが、自然と次の誰かの背中を押す。
一人でやっているようで、実はみんなで前に進んでいる。


音読は、いますぐ始められる。

だけど、続けることにこそ価値がある。

毎日のその一歩が、確かな未来につながっていくのです。

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