入塾基準について

歩実塾では、昨日5月のスケジュールと募集案内を発表いたしました。
中学生の入塾に際しては、難関SKコースには中学1年生の段階から、また中学2年生以降はすべての生徒に対して入塾基準を設けております。

この基準は、「一緒に本気で学んでいくための最低ライン」として設定されたものです。
そのため、たとえ1点でも満たない場合、厳格に入塾をお断りしていきます。

かつては、「今回は点数が足りなかったけれど、どうしても入りたい」「やる気はあります」といった熱意を買って、例外的に入塾を認めたこともありました。
しかし、その全員が例外なく、途中で辞めてしまいました。

逆に、入塾基準をきちんとクリアした生徒たちは、今も続けて通っています。


なぜ、入塾基準を設けているのか?

それは、「できるようになりたい」という気持ちだけでは、継続できないからです。

入塾後、当塾ではかなりの学習量をこなしてもらいます。中学生は週に4〜5日通塾し、課題も出します。これを「やり抜く力」がなければ、続けることは難しいのです。

基準点をクリアできるということは、本格的に学んでいくための土台が、すでにある程度整っているということです。
これは、これから塾で真の学習習慣を身につけ、学力を伸ばしていく上で、そのスタート地点に立てているかどうかを見極める、大切な指標なのです。

成績や点数は、ある瞬間の評価ではありますが、その裏には家庭での学習姿勢・日々の積み重ね・物事への取り組み方が表れています。


「たかが数点」と思われるかもしれません。ですが、私たちはこの「数点」に、その後の継続力や学習意識の違いがはっきり表れることを、これまでの経験から痛感しています。

設定している基準は、やはり的確だったのだと実感しています。

これから入塾をご検討される方には、まずはこの基準を一つの目安として、ぜひチャレンジしてみていただきたいと思います。

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