今日は体育祭だったという学校が多い。天気も良く、気温も高めで、体力的にはかなりきつかっただろう。家に帰ったらぐったり、という子も多いかもしれない。
だが、だからといって、明日のテストの出来にそれを結びつけていいわけではない。
たとえば中学3年の理科や社会。テスト範囲はゴールデンウィーク前には伝えてある。つまり、「体育祭があるから、当日は疲れて勉強できないかもしれない」という未来は、十分に想像できたはずだ。
ならば、その前にやっておけばよかっただけの話だ。
実際、そうしてきた子はいる。先に準備しておいた子と、後から慌ててしまった子。この差は一日では埋まらない。
「疲れていたからできなかった」は、よくある言い訳だ。けれど、「できるようにするにはどうしたらいいか」を考えた子にだけ、結果がついてくる。
テスト当日が来るのは、皆同じ。そこにどんなコンディションで立てるかは、自分で決めることができる。
体育祭の後だから…という空気の中でも、きっちり得点してくる子がいる。その子が、次も伸びていく。