いよいよ、明日・明後日から多くの中学生が定期試験2週間前に突入します。
特に中1にとっては、初めての定期試験。ここで「何となく勉強」するのか、「本気で結果を出しにいく」のかで、今後の中学生活の勉強スタイルが決まるといっても過言ではありません。
そこで歩実塾では、毎回おなじみのスローガンを掲げます。
■ 目標は【2週間で100時間】!
定期試験で結果を出すためには、圧倒的な勉強量が必要です。
2週間で100時間、つまり1週間あたり50時間の学習が目安となります。
「どれほどのものか?」と思った人、現実を見ておきましょう。
■ 現実の勉強時間(塾での学習)
- 平日:3時間 × 4日間 = 12時間
- 土曜:7時間半
- 日曜:7時間半
➡ 合計 1週間 = 27時間
つまり、塾に来ているだけでは23時間も足りないのです。
■ 不足分をどう埋めるか?
【平日】
- 塾に来る前:1時間
- 帰宅後:1時間
➡ 平日4日間で+8時間
【水曜日】
- 塾のない時間を使って:6時間
【土日】
- 塾に来る前:4時間
- 帰宅後:1時間
➡ 土日で+10時間
➡ 1週間の追加分=24時間
塾の時間と合わせて合計49時間、これでもまだ到達しません。
■ 水曜に2時間だけ?それじゃ話にならない。
ここまで見れば明らかです。
「今日は2時間やりました」なんて、何の自慢にもならない。
1日6〜7時間レベルでやって、ようやく目標ラインに届くということを、理解してください。
■ 勉強はまず“量”。質はその先にある。
結果が出ない理由はシンプル。
勉強時間が足りていないから。
言い訳も、工夫も、やるべき“量”をこなしてから初めて意味を持つ。
■ 目標点は【450点以上】
400点で満足していてはダメです。
450点を超えると、周囲の見る目が変わります。
自己評価も、学校や家庭での評価も、大きく変化します。
■ コース別補足
- 公立上位コース
授業課題(※漢字テストを除く)は原則カット。
すべての時間を定期試験対策に投入できます。 - 難関SKコース
授業とその課題があるため、定期試験に充てられる時間は限られます。
授業時間+課題時間+試験対策時間の合計が100時間になればOKです。
■ 最後に
「100時間やった」「自分の限界に挑んだ」
まずはそこから。
結果はそのあとについてきます。方向性さえ間違えなければ。
さあ、目指せ100時間。
本気で勉強したことのある中学生だけが、次の景色を見られるのです。