今日の水曜課題をLINEで送ってもらいましたが、何人かの提出が「読めない字」でした。
先日のテストでも、字が汚くて減点された生徒がいたはずです。提出物もその調子であれば、当然評価は低くなります。
模擬試験ではまだ採点してもらえますが、本番の入試ではそうはいきません。読めない答案は採点されない。そう思ってもらった方がいいです。
実は、最近ブログで「小学生のうちにやっておきたいこと」の2番目に「字をていねいに書くこと」を挙げました。
これは単なるマナーの話ではありません。
■ 字をていねいに書くことの意味
- 字が雑な子は、ミスも多くなる。
- 「ていねいに書く」ことは、集中力や注意力のトレーニングになる。
「ていねいに書きました」と言って読めない字は、それは「ていねい」とは言いません。
■ どんな字が好ましいか?
- 大きな字
- 濃い字
- 一つ一つがはっきりしている字
■ 逆に避けたい字
- 小さな字
- 薄い字
- 一見きれいに見えるが、さらさらっと全体がつながっていて読みづらい字
これらを意識して書くことができるのが、成績上位者の特徴です。
そして、いつまでも「書き方を変えようとしない」のが、成績が伸び悩む生徒の共通点です。
読む人のことを考えて、伝える努力をする。
この小さな心がけが、後々の大きな差になるのです。