気づけば7月。
2025年も、もう後半に入った。
この半年で、自分にどんな変化があったか。
少し立ち止まって、振り返ってみてもいい時期かもしれない。
たとえば中学1年生。
ついこの前まで小学生だった君たちは、
制服を着て、中学校に通い、定期試験を経験した。
新しい環境に飛び込んで、日々のリズムをつかもうとしている。
では中学2年生。
英語では文型、品詞、その働きを丁寧に確認し、
いまや中3の内容をほぼ終えようとしている。
まだ中2であることを考えれば、これは大きなアドバンテージだ。
だが、この時期に甘えていると、その先の伸びは頭打ちになる。
そして中学3年生。
この半年で、自分はどれだけ変われただろうか。
「勉強時間は増えた」「やる気はある」―そう思っていても、
中身が伴っていなければ、それは“変化”とは言えない。
入試までは、あと7か月あまり。
だが、その7か月すべてを自由に使えるわけではない。
9月からは入試特訓講座が始まり、志望校に向けた実戦演習に入っていく。
この夏までに、基礎を固め、勉強の土台を作っておかなければならない。
やり方に迷ったり、勉強の優先順位を見誤ったりする余裕は、もうない。
このままで、本当に勝負に間に合うのか?
今のままで、志望校に届くのか?
一度、自分に問いかけてみてほしい。
この半年で「自分は本当に変わった」と言い切れないなら、
今日からが勝負の始まりだ。
ここから変える。ここから逆転する。
それができるかどうかが、来年の春を決める。