通知表から「主体的に学ぶ態度」がなくなる?―神奈川県公立入試にどう影響?

7月4日、文部科学省の有識者会議で、「通知表の評価のしかた」に関する大きな見直し案が示されました。
その中でも注目されているのが、「主体的に学習に取り組む態度」という観点を、成績の評価(評定)から外すという方針です。➡コチラ

🎯 これまでの通知表と評価の流れ

現在の通知表は、教科ごとに3つの観点で評価されています。

  • 知識・技能
  • 思考・判断・表現
  • 主体的に学習に取り組む態度

これらを総合して「5段階の評定」がつけられており、当然、入試にも関わってきます。


🏫 神奈川県の公立入試と「主体的態度」

神奈川県の公立高校入試では、「第1次選考(定員の90%)」とは別に、「第2次選考(残り10%)」があります。
この第2次選考では、学力検査に加えて、通知表の中の「主体的に学習に取り組む態度(観点A・B・C)」が数値化され、選抜の材料として使われています。


⚠ 神奈川県の第2次選考はどうなる?

この変更が実施されれば、現行の「第2次選考」の仕組みは根本から見直しを迫られます。

「主体的に学ぶ態度」が数値として使えなくなれば、第2次選考をどう構成するか、神奈川県としても何らかの対応が必要になるからです。

今後の動向に注目ですね。


✏ 最後に

まだ制度が変わると決まったわけではありませんが、方向性としてはすでに示されています。
2026年度以降に入試を受ける生徒には直接影響する可能性もあるため、今後の県の発表には注意が必要です。

制度が動けば、こちらでもすぐに情報を共有します。

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