中2の英語は、中3内容をほぼ終えたタイミングで、範囲なしの実力テストを実施。
公立上位コースも難関SKコースも、同一条件で挑んでもらった。
内容は、過去に出題したものや授業内で扱った問題が大半。
つまり、「やったことのある問題ばかり」だったにもかかわらず、
合格ラインの80点を超えた者は……ゼロ。全員、不合格。
だが、これはこれでよい。
忘れるとは、そういうことだ。
どれだけ頑張って覚えても、やがて薄れていく。
だが、それを自覚した者だけが、「本当の定着」への道を歩み始められる。
忘れたことを責めるのではない。
忘れたまま放置することが、最大の過ちだ。
夏の学びのテーマは「高速反復」。
何度も何度も繰り返す中で、
忘れようにも忘れられないほどのレベルまで、身体にしみこませていく。
今後のテストも強制的に思い出させるようなものにしていく。
それが「できる生徒」への始まりとなる。