年号なんて語呂合わせもついているのだから、バリバリ覚えればいいのだ。
1日前に「覚えろ」と言ったのならともかく、こちらは4、5日前に範囲を伝えている。準備の時間は十分にあったはずだ。
確かに、模試や入試で「この年号は?」とそのまま問われることは少ない。
だが、年号暗記表を横に置いて模試を解いてみよ。スラスラ解けるはずだ。
その「スラスラ解ける道具」を頭に入れずに挑むのは、なんともったいないことか。
暗記は「ながめて終わり」ではない。
手を動かす、口に出す、つまりは身体で覚えるのだ。
その努力をしない者に、難関校・上位校を狙う資格はない。
前から言っている通りだが、
いくら1日10時間(それでも少ない)机に向かっても、
頭に残らない勉強をしているのなら時間のムダである。
覚えない勉強は、砂の上に水をまくようにスルリと抜け落ちていく。
いまどきの入試では思考力や判断力も試される。だが、その土台に知識の“楔”を打ち込んでいなければ、考えることすらできない。
年号暗記、まずはそこから。
その小さな積み重ねが、合格を引き寄せるのだ。
今日がセカンドチャレンジ。
合格点は取れるか?