U16アジアカップ男子バスケ。
準決勝ではオーストラリアに 36-101 とボコボコにされました。
しかも第1ピリオド終了時点でのスコアは 10-31。
この時点で「もう今日は勝負にならないな」と誰もが思ったはずです。
そして翌日の3位決定戦。相手はニュージーランド。
第1ピリオド終了時点でのスコアは 9-24。
前日のオーストラリア戦とほとんど同じ展開でした。
正直、「今日も大敗だな…」と思いました。
―ところが。
そこからあれよあれよと点差を縮めていきました。
ちょうど試合の最終場面が塾の夕食タイムと重なったので、
大画面に映し出して塾生と一緒に観戦しました。
残り3秒で日本が逆転!
「おおっ!」
しかし、そのわずか3秒の間に再逆転されて、
結果は 92-93 で惜敗。
とはいえ、第1ピリオドの時点で「はい、ダメね」で終わらなかったことが本当にすごい。
途中であきらめなかったからこそ
大差をつけられても投げ出さず、
食らいつき続けたからこそ最後に逆転する場面をつかめた。
勉強も同じです。
模試で思うような点が取れなかった。
定期テストで失敗した。
志望校までの距離が遠く感じる。
その時に「やっぱり無理だ」とあきらめるか、
「ここからだ」と粘るか。
勝負を決めるのはそこです。
「可能性」は残り3秒でもある
ラスト3秒で逆転できたように、
どんな状況でも可能性は残っています。
大差をつけられても、
諦めずにやり続けた者だけが、
奇跡のような瞬間をつかむ機会を得られるのです。
塾生のみなさんへ
「もうダメだ」と心の中で言った瞬間に試合終了。
でも最後の最後まで可能性に賭け続ければ、
未来が変わるチャンスは巡ってくる。
バスケ日本代表が見せたように、
粘り強く、逆転の瞬間をつかみにいこう。