ルーティンほど心強いものはない

ルーティンほど心強いものはない。
気分ややる気なんて、当てにならない。人間、浮き沈みがあるのが普通だ。
でも、ルーティンは裏切らない。どんな日も、決まったことを決まった時間にやる。それだけで軌道が狂わない。

ときには、続けてきたという“積み重ねの事実”が、目標へのモチベーションすら超える。
「やる気が出たからやる」ではなく、「やることが決まっているからやる」。
それが歩実塾の生徒たちが身につけていくべき“強さ”だ。

たとえば音読。
成績上位者はこれをまず欠かさない。これははっきり言って事実だ。
1日10分、いや5分でもいい。英語ができる生徒ほど、音読を「やるかやらないか」で迷わない。
“やらない日がない”。
ただそれだけの話だ。

わかっているのに、続かない生徒が多い。
なぜか。
「習慣になる前にやめてしまう」からだ。
1週間で結果を出そうとし、出なければ「向いてない」と言って止める。
勉強というのは、そんな短距離走ではない。
毎日走り続けて初めて、体が勝手に動くようになる。

ルーティンとは、自分を守る仕組みでもある。
調子が悪い日でも、机に向かうという“型”さえあれば、勉強は途切れない。
逆に、この型を持たない者は、ちょっとした不調で簡単に崩れる。

「今日もやった」。

その小さな積み重ねが、いずれ圧倒的な差を生む。
勉強とは、努力の瞬発力ではなく、習慣の持久力だ。

歩実塾は、その持久力を鍛える場所である。

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