英検に 新しい級が導入されるというニュースを見た。
その瞬間、正直こう思った。
「ついに来たか……!
2級と準1級の間の“あの段差”を埋める新級ができるのか!?」
英語を教えている人間なら、
この“中間級の必要性”には全員うなずくはずだ。
2級から準1級の間は、とにかくレベル差が大きい。
大学受験でもここが最大の壁になっている。
だから、
「ようやくその部分を改善するのか!」
と期待したのに……。
開いてみたら、
6級と7級を新設します!
……そっちかい。
もちろん、小学生の基礎英語を細かくサポートしたい意図はわかる。
英語の早期化も進んでいるし、需要があるのも理解できる。
でも、切実に欲しいのは “2級と準1級のあいだ” のステップなんだよなぁ。
- 2級までは順調
- でも準1級は急に手が届かない
- 難関大志望者はこの壁で伸び悩む
こういう生徒は結構いるはずだ。
もし、ここに階段がひとつあれば、
大学受験生の英語力も英検の活用も、もっとスムーズになるはず。
6・7級の新設を否定する気はないけれど、
思いっきり肩透かしを食らってしまった。

