「文武両道」と聞くと、
勉強も部活も完璧にこなす生徒の姿を思い浮かべるかもしれない。
だが、そんな理想像はどうでもいい。
文武両道の本質は、
やるべき時間に、やるべきことへ本気で向かえるかどうか
ただそれだけだ。
部活は頑張る。
居眠りもしない。
声も出す。体も動かす。
なのに――
勉強になるとウトウトする。
これは珍しい話ではない。
そして、才能の問題でも、体力の問題でもない。
原因ははっきりしている。
勉強中に眠くなる理由
勉強中に寝てしまう子の多くは、
実は「勉強をしていない」。
ノートを写す。
板書を見る。
解説を聞く。
一見、勉強しているように見えるが、
頭はほとんど動いていない。
脳からすれば、
「刺激がない=休憩時間」
と判断されても不思議ではない。
部活ではどうだろうか。
ミスをすれば怒られる。
動かなければ迷惑がかかる。
自分がやらなければ成立しない。
だから眠くならない。
勉強だけが特別なのではない。
“受け身”になった瞬間、人は眠くなる。
対処法はシンプルだ
眠くならない勉強法に共通点は一つ。
頭を使わざるを得ない状態を作ること。
・いきなり問題を解く
・解説の前に、自分で考える
・音読する
・解き方を口で説明する
・間違いの理由を書く
「見るだけ」「聞くだけ」の勉強は、
今日で終わりにしよう。
長時間はいらない
部活後に
「今日は2時間勉強しよう」
―この発想自体が、もうズレている。
時間も大事だがそれ以上に大切なのが
集中の密度である。
歩実塾では、
勉強時間をだらだら引き延ばすことはしない。
長くても40分。
そこから必ず切り替える。
集中は、40分も続かない。
だからこそ、区切る。
スマホも、逃げ道も、封印する
歩実塾では、
スマホも、逃げ道も、すべて封印する。
通知が鳴る環境で
「集中しなさい」と言うのは無理がある。
逃げ道を残したまま努力を求めるのは、
部活で言えば
「休んでもいいけど、全力で走れ」
と言っているのと同じだ。
だから、
- スマホは視界から消す
- やることはその場で明確にする
- 40分間は一つの課題に集中する
これを徹底する。
40分経ったら切り替える。
休むときは休む。
次の40分に、また本気で入る。
それでも眠くなったら
無理に耐えるな。
立て。
音読しろ。
書け。
姿勢を変えるだけで、脳は目を覚ます。
座ったまま気合で耐えるのは、
努力でも根性でもない。
歩実塾が考える文武両道
文武両道とは、
「どれだけ長く机に向かったか」ではない。
限られた時間で、どれだけ本気になれたか。
部活を言い訳にしない。
勉強を逃げ道にしない。
部活を本気でやれるなら、
勉強も本気でやれる。
眠くなるのは、才能がないからではない。
やり方が間違っているだけだ。
やり方を変えた瞬間、
文武両道は机の上から始まる。

