完璧を目指すより、まず終わらせろ

勉強には、順番がある。この順番を無視すると、どの教科でも手が止まる。

多くの子がやってしまうのは、こうだ。

理解 → 納得 → 実行

一見正しそうだが、これはできるようになった後の順番であって、始めるときの順番ではない。

正しい順番は、これでいい

勉強は、こう進めていい。

  1. まず手を動かす
  2. 型や形をまねる
  3. 使えるようにする
  4. あとから理解が追いつく

この順番で何も問題ない。

むしろ、この順番を守らないと、勉強は前に進まない。

「分からないまま進む」のは悪ではない

誤解されがちだが、

  • 分からないまま解く
  • 納得していないまま覚える

これは手抜きでも妥協でもない。

これもまた正しい成長ルートだ。

理解とは、繰り返した先で突然やってくるものだったりする。

最初から待つものではない。

たとえば、理科ならこうだ

オームの法則を習ったとき、多くの子はこう考える。

「なぜ電圧=電流×抵抗なのか分からない。電子の動きがイメージできない。だから先に進めない」

でも、実際はこうでいい。

  1. まずV=IRを覚える(丸暗記でいい)
  2. 問題で10問くらい数字を当てはめて解く
  3. 「電圧が大きいと電流も大きい」感覚が体に染みつく
  4. あとから「水の流れ」の例え話を聞いて「そういうことか」となる

このとき、最初に「電子の動き」を完璧に理解してから問題を解こうとすると、手が止まる。

数学も同じだ。二次方程式の解の公式を、原理から理解しようとすると動けなくなる。

先に公式を覚えて、20問解いてみる。使い慣れる。そうやって、後から「そういうことか」が来る。

順番を間違えるとどうなるか

  • 考えすぎて止まる
  • 範囲が終わらない
  • テスト前に焦る
  • 「自分は向いていない」と思い込む

原因は能力ではない。順番のミスだ。

保護者の方へ

お子さんが「よく分からないけど、とりあえず覚えた」と言っているとき、それは手抜きではありません。

むしろ、正しく進んでいる証拠です。

「ちゃんと理解しなさい」と止めるより、「じゃあもう少し問題を解いてみたら?」と背中を押してあげてください。

理解は、繰り返しの中で必ず追いついてきます。

歩実塾で大切にしていること

勉強は、「分かってから進む」ものではない。

進んだから分かるものであると考えるのはアリだ。

まず一周。理解はあとで回収すればいい。

最後に

完璧主義は、勉強ではブレーキになることが多い。

遠回りに見えても、正しい順番で進んだ者が、最後は一番速い。

完璧を目指すより、まず終わらせろ。

それでいい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次