ノートが違うと言われる。
音読がおかしいから音源を聞き直せと言われる。
字が雑だ、途中式を書け、もう一度やり直せ―。
塾では、当然いろいろ注意される。
問題は、
注意された「あと」だ。
何度言っても同じことを繰り返す子と、
言われた瞬間にすぐ直す子。
この差は、想像以上に大きい。
学力の差は、才能より前に、
「修正速度」の差でつく。
間違いを指摘されたとき、
ムッとするか。
言い訳を探すか。
それとも、即、改めるか。
ここで将来が分かれる。
素直さとは、
言いなりになることではない。
「正しいと判断したことを、即行動に移せる力」のことだ。
以前も書いた。
同じことを繰り返して、違う結果を望むのは狂気であると。
アインシュタインの言葉だっけかな。
ノートを変えず、
音読を直さず、
やり方を改めずに、
成績だけ上がることはない。
そしてこれは、
塾の中だけの話ではない。
この姿勢は、そのまま学校の評価につながる。
提出物をすぐ直せるか。
注意を受けたあと改善できるか。
同じミスを繰り返さないか。
内申は、テストの点だけでは決まらない。
さらに言えば、
社会に出てもまったく同じだ。
上司に指摘されてすぐ直せる人と、
言い訳を重ねる人。
どちらが信頼されるかは明らかだ。
成績を上げる子は、
特別なことをしているわけではない。
言われたことを、
すぐ改めているだけだ。
すぐに改められるかどうか。
すべては、そこから始まる。

