2026 慶應義塾高校 英語 大問2

大問2は英文を読みながらの誤文訂正。文章のテーマは「学校でのスマートフォン利用の是非」についてで、4人の生徒(Student A〜D)がそれぞれの立場から意見を述べる文章です。

各問題で問われたポイント

  1. 動詞の語法がきかれた
    communicateという動詞は自動詞である。よって目的語にfamilyを取っている点が間違い。communicate with ~とwithを添えないといけない。よってAが答え。なお、同段落中に出てくるallowも使い方が問われる。
    allow O to doの使い方をし、これは分詞構文の形で同段落1行目に登場していた。下線部Dではその受動態になっていたが、もちろんおかしいところはない。
  2. 主語、押さえているだろうか?
    Phones can useと読んだ瞬間、おかしい!と気づかないといけない。直ちに答えはAとわかる。ただし、この手の難しい問題では、例えばSwimsuits sell best in summer.といった問題(この英文は正しい)があるので、意外な自動詞をまとめておかないといけない。なお、writeやwashなど、歩実塾ではまとめていくので大丈夫だ。
  3. 間接疑問文
    ド定番の文法項目である間接疑問文。間接疑問文は名詞節を作るが、名詞節に限らず、形容詞節、副詞節すべて、VSとなることはない。Bが答えになる。
  4. 可算名詞・不可算名詞の「多い・少ない」
    manyとmuch、fewとlittleの使い分け。これはもう基本中の基本だろう。thingsと複数形がある時点でこれは可算名詞。なのにmuchを使っている点がアウト。Aを訂正しないといけない。
  5. また自動詞他動詞???
    「昨日ケンに電話した。」を英語にしてみて。そして、I called Ken yesterday.と言えた生徒はこの問題で間違えることはないだろう。答えはDで、もちろんtoなんかいらない。
  6. 意外に気づかないかも?
    This is pen.やI like dog.が間違いなのは、可算名詞はそのままでは使えないから。必ず、可算名詞はa, anやthe、所有格をつけるか、複数形にしないといけない。ということで、phoneがそのままで登場しているBが誤りということになる。訂正はa phoneでもphonesでもいいだろう。
  7. 動詞の語法は丁寧に習得しておこう
    helpという動詞は使い方(語法)をしっかりと押さえないといけない。①help 人 with ものごと、②help 人 (to) do、この2つが基本。だからここではCがおかしいことになる。
  8. 適当に読んでいるとわからないのでは? そしてandが決め手。
    意味を取りながら読んでいれば「スマホを集めるため、その使用をコントロールすることができるはず」となって???となるだろう。さらにandの後ろがreturningが来ており、andが対等に結びつける相手がいないことに気づく。スマホを回収するのは、スマホの使用を制限するための「目的」ではなく、「手段」である。したがって、by ~ingという形にすれば、意味的にも、そしてandの正しい使用法にもつながってくる。Cをby collectingにしないといけない。
  9. ここも動詞の語法が狙われている
    spendの使い方。よくみるのは[spend 時 ~ing]で、「~して時を過ごす」というもの。ここでもそれを意識すればOK。Bのtextは動詞で「文字でメッセージを送る」という意味。さらにinsted of が直後に出てきて対比を作るのであればなおさら、textingと合わせないといけないことに気づくだろう。
  10. 仮定法の定番
    If phones weren’t~と読み始めると同時に「あ、仮定法」と思わないといけない。主節の動詞は「過去形の助動詞+動詞の原形」であるから、Bがおかしく、would beとすればよい。Bのthis popularも気になったかもしれないが、このthisは副詞で「こんなに」くらいの意味で正しい。

動詞や名詞の使い方は意識して、日ごろから音読などに励んでほしいと思います。

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