定期試験対策の中身

中学生の定期試験、

2週間前から土日を使って、午後2時から10時まで、あるいは朝10時から夜10時までやっていますと、

今、入塾をご検討されているご家庭との面談の際にはそう話している。

おお、そんなに対策してくれるんですね!

と喜ばれることもあるが、

それはムリ、と敬遠されることもある。

ただ、注意してほしいのは、対策といっても、

〇〇中学校はこの問題が出るぞ!

とか、

このプリントさえやっておけば、大丈夫!

みたいなことは一切しないということ。
それが欲しければ、大手塾へどうぞどうぞ💛

対策は、試験範囲のプリントを見て、

自分で戦略を立て、実行する。
塾としてはどういう勉強法をすると成果が出やすいかといった大枠は教えるが。

つまり、

対策は、してもらうのではなく、自分でやるもの

という信念のもと、長時間、勉強に励んでもらっている。
こちらが見るのは、ワークの間違いの数とか周回するときの日程の確認くらいだ。

そうでないと、いつまでたっても、

先生、○○対策プリントください!

先生、どこが出題されるか教えてください!

から抜け出せない。

抜け出せないとどうなるか?

先生、入試でどこが出るか教えてください!

みたいなことを平気でいったりする。

さらに、できなかったりすると、

先生の予想が外れたので、できませんでした!

と人のせいにしたりする。

こう書きながら、ムカムカしてくるが、

そんな過度な手取り足取りで合格しようものなら、さあ大変。

上位校なんかは、基本ほったらかしだから、

え? 何やっていいんだか分んないんだけど!

ってなって、「はい、沈没」が始まるのだ。

そうはなってほしくないから、

せめて対策の立てやすい定期試験くらいは、自分の力で高得点はつかみ取ってほしいと思うけどね。
そうやって取った、450点以上の得点は、ほんとうに称賛に値する。

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