3月22日に発表された公立の合格者平均点は以下の通り。
英語と国語で大幅ダウンという結果だった。
平均点が5割を切った英語は語彙が難しくなったのが原因。
教科書が2021年に大改訂され、単語量が大幅増となり、その新教科書のもと3年間学んだ生徒は、語彙力もついているはずだということで、難しい単語にも注釈をつけずに出題してみても大丈夫だろう、というところか。
実際には大丈夫じゃなく、苦戦したのだが、これは大手塾を見てもそのようだった。
大手塾の中でも一番平均点が高かっただろうステップの平均でも66.9点。
さらに得点分布は以下の通り。
英語は21点~30点の範囲が一番多くて17.2%。
前年の11.9%から大幅に増えた。
やはり新しい教科書を使いこなせてない生徒が増えているのだろうか。
さて、この入試を受けた歩実塾の中3、
結果はいかに?
先ほどの大手塾との比較もして出してみた。
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | 5科総合 | |
---|---|---|---|---|---|---|
歩実塾平均 | 93.3 | 79.3 | 90.0 | 83.0 | 90.3 | 436.0 |
ステップ平均 | 66.9 | 69.5 | 72.9 | 71.8 | 71.9 | 353.0 |
公立合格者平均 | 47.0 | 55.6 | 64.0 | 57.3 | 54.8 | 278.7 |
これを見ても今年の中3、よく頑張ったなと思う。
特に英語は県平均の2倍近く、県で一番低い教科が、歩実塾では一番高いという結果に。
英語でやったことと言えば、
①文法をガチガチにやる
②長文はきっちり日本語にしていく
③中3夏からは、前から区切ってバンバン読み進める
④神奈川タイプの問題に慣れる
これだけだったが、単語についてはいちいち注釈を見ていては間に合わないので、結局自然と見ない癖がついていたのではないか、また定期試験では英語は高得点だったので、教科書をバカにしなかったのが良かったのかなと思っている。