今日はいつか書いたブログとほぼ同じです。
今日の朝、見かけた都内の大手のチラシ。
私語がないというのが売りになるのは、信じられないだろうが、私語がまかり通る塾が結構あるからである。
ちなみに自習室もだべりの場と化している。
さて、今回言いたいのはそこではない。その下にある
「授業進度は全教室同一」
「事前に授業の進め方をトップ教師から細かく指示されます」
そのあとの「したがって」の使い方はよくわからんですね。
のところ。
A先生が担当しようが、B先生が担当しようが、C先生が担当しようが、ぜーんぶ同じ。ささ、ご安心をというわけだ。
目の前の生徒は教室ごとに違うはずだがそこは無視。
みかんやりんごと思えっていうことかな。
だって、トップ教師の指示通りやってるんだもん、間違いないだろうってことだろう。
だが、大した実力もない講師が、トップ講師の凄みまでマネできるはずもなく、
「みんながまねできるレベル」で、
表面的になぞっただけの授業になりはしまいか?
目を見て、分かっているか、そうでないか?
そういうことを考えながら、
スピードアップを図ったり、逆に緩やかに進行したりするものだけれど、
そんなことをしていたら、進行上の妨げになるからやらないんだろう。
講師のスキルアップ厳禁。
ま、映像授業を受けているのとおんなじだ。
さて、求人広告を見てみよう。
あの大手も、この大手も、たえず募集中だ。
甘い言葉が並んでる。
未経験者大募集。
研修は充実。
でも、それはだれでもマネできるレベル。
嗚呼、平均ど真ん中、安定の大手。
塾選び、とりあえず大手、でいいんですか?
下手に指導されるよりいいかもね。
ちなみに上記の塾、公立の中高一貫校を狙う小学生の夏期講習、
300,000円を超えるんですってよ!