今秋の東京六大学野球、
第5週を終えたところで、優勝争いは早稲田と明治に絞られていた。
そして、その早稲田と明治が翌第6週に激突。
結果は早稲田が2勝1分けで勝ち点をあげ、優勝マジックが1になった。
マジック1ということは、
最終節で、明治が法政に1敗でもしたら、早稲田の優勝。
明治が負けなかったとしても、
その翌週に行われる、こちらも最終節、早慶戦で早稲田が慶應に1回でも勝てば優勝という、
普通に考えれば相当早稲田に有利な状況で最終節へ突入したのであった。
で、明治対法政。
法政にはドラフトに指名された投手もいるので、法政の勝ちもあり得るかと思ったが、
明治が2連勝で終わり、この時点での早稲田の優勝は持ち越し。
ちっ、まあいいさ。
そして、迎えた翌週の早慶戦。
1回でも勝てばいい早慶戦。
慶應はこの秋は絶不調で5位のチーム。
なのに、
1回戦はなんとまぁ、
フルボッコ!
エースは打たれるわ、慶應の清原Jrには4安打されそのうち1本はホームランを献上、
8点差で敗れてしまった。
それでも、あと1試合ある。
ここで勝てば優勝なんだから、切り替えればよい。
だいたい大勝したあとは、コロッと負けたりするじゃないか。
で、その2回戦。
早稲田先制。
ほらね。
しかし、
あれ?
いつの間にか逆転を許し、結局1-2で敗戦。
結局、4試合でマジックを減らすことはできず、
優勝の行方は明治との「優勝決定戦」に委ねられることになった。
明治との優勝決定戦、
なんでも76年ぶりとのこと。
76年前は終戦から3年後の1948年である。
・
76年前は、早慶戦で大敗から、決定戦では4点差で早稲田の勝利。
今回はどうだったか。
結果だけ書くと、
歴史は繰り返された。
同じように早慶戦でボコボコにされたあと、
決定戦では前回と同じく4点差で早稲田の勝利。
週末のイヤな雰囲気を吹き飛ばす優勝。
だから、何だって話だろうけど、気分が良かったので書いた。
優勝おめでとう!
早慶ネタは「川崎オンライン予備校」で書けばよかったかな? まあ、いいや。