①志望する公立高校まであと一歩
行きたい公立高校に成績があと一歩というところ、だったら公立高校入試に向けて専念しろよといいたい。なのに、まれに「あの私立高校(オープン入試)も行きたい」と言い出し、そっちもあと一歩なので、結局両方の勉強をし、どちらも結局不合格という結果は見たことがある。
公立と私立では、勉強の方向性が違うのである。
取りこぼさないのが公立入試、難問を果敢にとっていくのが私立入試。今年、某難関付属高校は数学7点で受かったりしている。
1つに絞っておけばよかったものを。
②志望する公立が余裕
志望する公立がまず大丈夫(いつも模試で合格判定が出ている)なら、国立高校(公立と相性のいいのは東京学芸大附属とか)やオープンの私立校でもチャレンジすればいい。結果、チャレンジ校を不合格になったとしてもそれはそれで得るものはある。なにごとも安全に安全にと手堅くやって、入試が終わったあと「もうちょっと高いところ受けておけばよかった」「チャレンジしておけばよかった」と後悔するよりも。
こういう不完全燃焼は結構見るのである。
ちなみに歩実塾の場合は、併願確約をもらって、心置きなく公立にチャレンジしていく子が多い。
公立をどこを受けるかは、ギリギリまで成績を鑑みて、今年の中3であれば来年の2月4日~6日の志願変更期間に最終的な受験校先を決められるのだから、今はまだ行きたいところに向かって勉強すればいいと思う。公立の志願先をどこにするか、あーでもないこーでもないとか言ってる暇があったら、だまって勉強したまえと言いたい。