5段階評価の成績表、「3」は真ん中なのか?
神奈川県では、かつて「教科別・評定別の人数割合」を発表していた。
今はやめている。
その時の数値や近隣都県の実情を見てみると、
「3」は真ん中ではないことに気づく。
だいたいのイメージで言えば、
「4」と「5」がつく生徒が全体の約半数、
「1」「2」「3」が残り半分といった感じだ。
だから、「3」は真ん中より下。
さらに「3」は全体で4割近くいるのでざっくりグラフにすると次のようになる。
緑色が「3」だが、まぁ、真ん中とは言えないだろう。
では真ん中とは?
それは「3.5」くらいに考えておいていい。
9教科なら合計で「31」「32」、これが真ん中あたり。
だが、真ん中あたりでは上位校は見込みは相当低くなる。
よって、上位校を狙うのであれば、
5…問題なし(青信号)
4…注意(黄信号)
3…危険(赤信号)
と考えていた方がいい。9教科合計では40は欲しいところだ。
なお、「5」を取りたければ、定期試験で最低でも90点以上は取り、提出物を完ぺきに仕上げなさい、と忠告しておく。