「明日どうするか」が書かれていない振り返りは、無価値である

歩実塾では、日々の振り返りを書いてもらっている。
GW期間中は、使用する接続詞も各自で設定してOKだ。
だが、それは内容の“自由化”を意味しない。

よくある失敗例が、「今日はまあまあ頑張れた」「また明日もがんばります」といった、
抽象的な感想文
だが、そんなものを書いても、翌朝の自分は何をすべきか分からない。

明日の行動が、“自分自身に向けた具体的な指令”になっているか。
それが唯一の評価基準だ。

  • 明日から計算練習を毎日15分、タイマーをかけてやる。
  • 今日やれなかった英語の長文を、明日の午前中に片づける。
  • 夜はスマホを別室に置き、暗記ノートを5分だけ復習する。

「読めば動ける」ものだけが振り返りと呼べる。


■ GW期間中、“計画”が崩れるのは当たり前

この時期、普段通りにはいかない。
家に人がいて集中しにくい。
出かける予定が入る。
生活リズムがズレる。

全部分かっている。
だからこそ言う――「できなかった」で終わらせるな。

  • 想定外だったなら、予定を書き直せ。
  • 勉強できなかったなら、いつ、どこで取り戻すのかを即決しろ。
  • 生活リズムが狂ったなら、明日何時に起き直すかを“宣言”しろ。

予定通りに進めることではなく、
予定が狂った後にどう立て直すか。
それが学習者としての“腕の見せどころ”だ。


■ 「目標」ではなく「行動」に書き換えろ

目標:英単語をたくさん覚える
→ 行動:明日の10時に30語テストして、15時に間違えた語だけ復習する

目標:数学をもっとがんばる
→ 行動:夜9時からワークの関数問題を5問だけ、時間を計って解く

目標は立派でなくていい。行動があれば勝手に近づく。


自分の言葉で、自分に命令を出せ。
明日の自分をサボらせない言葉を、今日の自分が書いておけ。

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