文化祭、体育祭、合唱コンクール……
学校行事のシーズンになると、勉強のペースを崩す生徒が毎年出てくる。
だが、ここで決定的な差がつく。
「勝者のメンタリティ」と「敗者のメンタリティ」だ。
勝者のメンタリティ
勝者は、行事があってもやる。
「学校行事は学校行事、勉強は勉強」と切り分ける。
やるべきことは“別腹”であり、どんな日でも「最低限これだけはやる」というラインを崩さない。
彼らは、行事の疲れを理由にしない。
むしろ「みんなが休んでいる間に一歩リードできる」と思っている。
その差が、後で“絶対的な差”になると知っているからだ。
敗者のメンタリティ
一方、敗者は言い訳を探す。
「文化祭があるから今日は仕方ない」
「帰りが遅いから明日やる」
「今週は特別な週だから」
そうやって、“やらない理由”を量産していく。
行事のせいにして、環境のせいにして、最後は「自分はやろうと思っていたけどできなかった」で終わる。
そのくり返しで、差は開く。
学校行事は「免罪符」ではない
行事は全力で楽しめばいい。
だが、「行事があるから勉強しない」は、ただの逃げだ。
勝者は、疲れていても“やる”。
敗者は、疲れていると“やらない”。
それだけの違いが、やがて決定的な差を生む。
結局、「いつでもやる人」が勝つ
試験前だけやる人より、いつでもやる人が強い。
“行事シーズン”こそ、自分のメンタリティが試される時期。
勝者のメンタリティを持つ者だけが、最後に笑う。
行事があっても、勉強は止めるな。
その一歩を踏み出せるかどうかが、勝敗を分ける。