昨日に引き続き、
「合格者の内申の最低点はどれくらいだったのか」
を見ていきます。
まず最初に強調しておきたいのは
■ 「内申高くても大丈夫」ではない。
■ 「合格者平均より欠ける=絶望」でもない。
この2つです。
よくあるのが、
「合格者平均よりちょっと低いだけで“もう無理かも…”と落ち込む」
というケース。
一方で、
「オール5だから余裕でしょ」と慢心してしまうケースもあります。
どちらも危険です。
■ 主要校の“最低内申”はどれくらい?
以下は、実際に合格した生徒の 最も低い内申点 の例です。
(中2の45点 + 中3の45点×2 = 135点満点)
→ 最後に 9教科45点換算 の値も解説します。
主要高校 最低合格内申点はこれだ
- 川和… 101
- 神奈川総合(個性化)… 100
- 神奈川総合(国際文)… 95
- 希望ケ丘… 102
- 光陵… 92
- 平沼… 88
- 緑ケ丘… 97
- 市立金沢… 87
- 多摩…108
- 新城… 90
■ これを「9教科45点満点」に換算すると?
135点満点 → 45点満点に換算するには 3で割る。
たとえば
川和の101点なら
101 ÷ 3 ≒ 34点
平沼の88点なら
88 ÷ 3 ≒ 29点
よくこれでチャレンジして受かったな、と思う。
ここで誤解してほしくないのは
「低くても大丈夫」ではなく、
“低くても受かっている例はあるから、必要以上に絶望しないでほしい”
という意味です。
※逆もしかり。内申が良くても当日に点が取れないと落ちる。
とはいえ、
内申が悪ければ、その分、当日点で大きく取り返さなければならない。
つまり、本番でびっくりするほどの爆発力が必要となり、
やはり リスクは確実に伴います。
さらに、内申が低いと
併願私立の確約が取りづらく、受験校選びそのものが難しくなる という現実もあります。
だからこそ、
内申は取れるだけ取っておくほうが圧倒的に無難だということはお忘れなく。

