昨日は教会に出かけた。
キリスト教徒ではないのだが、年1回は連れ出される…
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牧師の話を聞き、その合間に挟まれる讃美歌などを殊勝にも歌ったりした。
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その話の最後で牧師先生、こんなことを引用しておっしゃられた。
なんでも11世紀の人の言葉だそうで、だれの言葉かは失念
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キリストがベツレヘムに1000度生まれたもうとも、わが心に生まれたまわずは、クリスマスはむなしい
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「うわっ」てなったね。
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今年の神奈川県の国語の入試問題に出題された古文と一緒じゃないか。
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今年の古文は「盗人」が「僧」に祈りの力で善人に変えてほしいと頼むところから始まる。
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しかし、そんな祈りも「盗人」にその気がなければむなしい。
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そんな話だった。
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洋の東西を問わず、昔からその気がなければどうしようもないということか。
と決めたかったが、古文の出典は「伊曾保物語」。なんだかなー。
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そのスイッチはキリストでも僧侶でも押せないのだ。
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軽々しくスイッチ押せますみたいな言説にご用心。